ボールペンについて
いろんな日用品がありますね。乾電池、コップなど日常よく使っているものから、システム手帳といったビジネスマンが使うようなものまでいろいろご紹介していますので、ご覧ください。
身近な物の説明の中には見るとあーこうだったんだということがいろいろとありますよ。
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2007/11/11 日記<ボールペン>
ボールペン
ボールペンは文字や図形を描くために使用する筆記具。文房具の一種である。先端に金属又はセラミックスの極小の球(球|ボール)が填め込まれており、このボールが筆記される面で回転することにより、ボールの裏側にある細い管に収められたインクが送られて、線を描くことができるペンの一種。この一連の機構がユニット化されたものをペン軸の内部に収めて使用する。特徴
現在では太さ、色、インクの特性(油性、水性など)、ペン先の繰り出し方(キャップ式、ノック式)などにより多くの種類が存在する。ボールペンの特徴として、独特の構造により弱い力でスムーズな線を描ける事などが挙げられるが、このインクは先端に送られるために重力を必要とするため、仰向けで長く筆記することができない。実際、壁面や壁に押し付けた紙にボールペンで字を書くと、だんだんインクが出なくなる。特に微小重力の空間ではボールペンはまともに動作しないため、宇宙船内などではインクを窒素ガスで強制的に送り出す特殊なボールペン(俗に宇宙ペンと呼ばれる)を使っている。また、最近では超高粘度インクを利用した消しゴムで消せるボールペンなども市販されている。また、ボールペンの欠点として、凹凸面があるとボールがうまく回転せず、筆記した線が湾曲してしまう点、長期間の放置に弱い点がある。ボールペンの場合、ボールを周りのカシメ部によって支持するため、寝かせて書くとカシメ部が擦れて故障の原因となる恐れがある。また、ペン先内部にボールを支える為の受座があるので、受座がボールを正しい位置で支えられる角度で筆記するのが良いとされる。よって筆記時には万年筆と違い紙面に直角に近い角度(60〜90度が望ましいとされる)で保ち筆記することが求められる。歴史
ボールペンを発明するにあたっては、ペン先用極小ボールの高精度な加工・固定技術と、高粘度インクの開発が必要であった。従来の低粘度インクでは、ボールの回転と共に多量のインクがにじみ出してしまい、シャープな線を描くことができなかったのである。1884年にアメリカ合衆国|アメリカ人のジョン・ラウドが着想しているが、インク漏れを防止できず実用にならなかった。1943年にハンガリー出身のジャーナリスト、ビーロー・ラースローの手で、一応の完成を見る。すぐにレイノルズ社とエバーシャープ社が量産化、戦後アメリカでブームとなったが、インク漏れをほぼ完全に防止でき、安定した製品が市場に出されるのは、1950年代に至ってからである。1949年オート (文具)|OHTOが世界に先駆け鉛筆型ボールペン、並びに証券用インクを開発。1964年オート (文具)|OHTOが水性ボールペンを世界で初めて開発。
以降、各社から多彩な水性ボールペンが発売されることとなる。1968年フィッシャーがアメリカ航空宇宙局|NASAの依託により窒素ガス加圧式のスペースペンを開発。1982年サクラクレパスがゾルの分散系#チキソトロピー|チキソトロピー現象を応用した水性ゲルインキを開発・特許を取得した。その後国内各社も高性能ゲルインキボールペンの開発に着手、ボールペンの性能は飛躍的に上がり、ボールペンの活躍の場を大いに広げた。当初は高価で普及せず、公文書に用いることも認められなかった。しかし、量産効果と改良で品質改善・低価格化が進み、公文書への使用が可能となった。1970年代以降は万年筆やつけペンに代わる、もっとも一般的な筆記具となっている。種類
ボールペンは使用するインクの特性により分類されることが多い。ボールペンのインクは水性インクと油性インクの2種類があり、油性ボールペンが最も一般的であるが、水性のものは発色性が豊富であることなどから使用する場面に応じて使い分けられる。油性ボールペンは長時間保管するとチューブ内のインクが固まって書き味が鈍ってしまう、水性ボールペンは長期保管後の書き味はある程度保障されるものの、水にぬれるとインクが流れて字が消えてしまう弱点があった。これらの弱点を改善するため、インクの固まりを抑えて長時間保管しても書き味が維持できる「低粘油性インク」が開発された。また水性ボールペンにおいてもインク流れの改善されたインクが登場している。油性ボールペンの長所と水性ボールペンの長所を併せ持っている点が特徴。油性ボールペンの場合インクが途中で固まった場合、ライターの火を近づけて温めるとインクが溶けて再び書けるようになることがある。しかし、温め過ぎると今度はインクが固化してしまい書けなくなる恐れがある。万年筆ほどの種類はないが、ボールペンにも蒔絵や漆塗などを採用した高級品がいくつか存在する。ペン先用ボールの太さは1.2mm(B) 1.0mm(M)、0.7mm(F)、0.5mm(EF) のものが主流だが、技術革新により0.4mm、0.3mm、0.25mm、0.18mm といった極細のものも登場している。 油性ボールペン
ボールペンの中でも、一般的に使用頻度が高く、数多くのメーカーが生産している。そのため、安価で手に入りやすいというイメージが強い。油性ボールペンは、インクが固まりやすいため、長時間保存するのには注意が必要である。インクの粘度が高い為インクの滲みが少なく裏移りがないなどの特徴がある。 水性ボールペン
やや後発のボールペン。油性ボールペンよりやや価格が高く、あまり普及していないが、インクの粘度が低い為さらさらとした感じの書き味が魅力である。油性ボールペンに比べ書き味、色の発色性で優れている。しかし、ドライアップ(装填しているインクが乾燥し、使用できなくなる現象)しやすいため、使用後はキャップを確実に閉めなければならない。ドライアップを防ぐ機能を追加したリフィルも販売されている。 ゲルインクボールペン
近年開発された比較的新しい種類のボールペン。油性ボールペンの使い勝手と水性ボールペンの書き味・発色性の特性を併せ持っている。リフィル内部では高粘度のゲル状だが、ボールが回転すると速やかにインクが粘度の低いゾル状になり、インクがペン先から滲出する。滲出したインクが紙面に付着するとインクが直ちにゲル化するためインクの滲みが少なく、発色も鮮やかである。
(チキソトロピー現象を応用したインクである)
弱点として、指でこすると文字がにじむことがある。
インクがゲル化して紙面に付着する性質を利用して消しゴムで消せるゲルインクボールペンも存在する。
なお、水性ボールペン・ゲルインクボールペンはローラーボールと呼ばれることがある。関連項目
文房具
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